忙しいサラリーマンこそ豆苗の自家栽培をすべき理由
ついに僕は今日、1週間前から育て可愛がっていた豆苗をいただきました。
僕が我が家で豆苗を自家栽培することになったきっかけは、1週間前に猛烈に豆苗炒め食べたいという衝動に駆られ元苗を購入したことでした。
会社の近くにある中華料理屋で初めて豆苗炒めを食べて以来すっかりその虜になっていた僕は、一度あの美味しさを思い出したらいても立ってもいられず、気付いた時には豆苗を片手にスーパーのレジに並んでいました。
ごま油とオイスターソースで炒めて美味しくいただき、ご機嫌で後片付けをしていると衝撃的な文言を目にしました。
「葉と茎を食べ終えた後、根を水に浸しておくと新しい芽が成長します。」
そして単純な僕は思いました。
「これからは永遠に豆苗を食べ続けることができるじゃないか!!!!!」
(※実際に再生栽培は2回程度が限界だそうです。)
といったような経緯で、我が家での再生栽培挑戦がスタートしました!!
【初日】
ここから本当に育つのか否か。
期待半分、疑い半分のワクワクした気持ちでスタートです。
【2日目・朝】
早くも頭角を現す芽が成長してきました。
あまりの成長の早さに、半ば半信半疑で始めた僕も興奮を抑え切れません。
【4日目】
飲み会で1日放置してしまいましたが元気に育っています。
子供の成長を見守るようで嬉しい半面、この成長を見届けるのもあと2・3日かと考えると感慨深いです。
【7日目】
もういつでも食べられる大きさに成長しました。
成人式に子供を送り出す母と父の気持ちが少しだけわかった気がします。
【9日目】
重さで真上に伸びることができないほどに成長しました。
食べるのに十分な大きさに達したと判断しついに収穫しました。
そして今日、1週間ぶりに美味しくいただきました。
ごま油で香りをつけて卵と炒め、オイスターソースで軽く味付けしました。
これが美味しいのなんのって。
自分で育てたということも相まってとても幸せな気持ちになりました。
ということでこれからは、僕と同じ忙しいサラリーマンにこそ自家栽培をお勧めする理由を書いてみたいと思います。
理由1.なんといってもその手軽さ!
1日1回水を変える、たったこれだけでいいんです。
正直水を取り替えるだけなら1分もかからないです。
あなたがどんなに忙しいビジネスマンだとしても朝の1分、植物の水やりの時間が取れないという人はいないと思います。
そしてこの手間が一生続くわけではありません。
1週間通じてみてもたったの7分です。労力の割に得られる成果は大きいと思います。
理由2.植物の成長で擬似子育てを体感できるから
豆苗を育てる前から観葉植物であるポトスを育てていた僕は、ある程度植物を育てることに対して経験値があったと思います。
しかし実際に食べ物を育てるとなると気持ちの面が全く違いました。
どんな味になるのかなとか、本当に食べられる大きさまで育つのか、とか色々と考えながら成長を見守りました。
すると自然と愛着が湧きます。子供の成長を見守る親のような気持ちになります。
子育てとまではいかないにしても、日々を忙殺されていく中で忘れがちな感情を思い出させてくれます。
豆苗の成長を通じて感性が豊かになれる気がします。
理由3. 美味しいうえに栄養素が豊富
僕のように社内外問わず飲み会が多い業界に勤めている人は、日々の食生活で栄養価は偏りがちです。
気づかぬうちにこれでもかとばかりに過剰に塩分を摂取しています。
僕は普段不摂生な食生活を送る分、飲み会のない日は野菜中心のヘルシーな食生活を心がけています。
そして豆苗には、老化の原因といわれる活性酸素を除去する作用があるビタミンA、ビタミンCが豊富に含まれています。
美味しいものを食べている上に若々しさを保つことができるって素敵じゃないですか。
以上の3点が、忙しいサラリーマンにこそオススメするわけになります。
今回豆苗を再生栽培してみて、食べ物を作るという仕事は非常に面白いと感じました。
食べることとは命を頂いていることだという感謝の気持ちが改めて芽生えました。
狩猟もやってみたいし、いつか1週間くらいの期間限定で全て自給自足生活というものをやってみても面白そうですね。
これからは豆苗以外にもどんどん自家栽培に挑戦してみようと思います。