LCCは危険!?しっかりとリスクを知っていないとその旅行大変なことになりますよ
僕は今年の夏休みを利用して友人と香港旅行へ行ってきました。
その際LCC(格安航空券)を利用して予約を取ったのですが、これでもかとばかりにトラブル続きで出費がかさみ、正規運賃の航空券と同じくらいの費用がかかりました。正直これなら最初からJALやANAでとっていた方が安かったかも…。
というわけで今回は、上手く利用すれば低コストで旅行に行け、魅力的に映るLCCに潜むリスクをご説明します。
1 キャンセル時の返金がきかない!
僕は当初友人2人と旅行に行く予定でした。ところが出発2週間前に一人が都合が悪くなりドタキャンになりました。当然すでに3人分の航空券代は支払っており、1人分のキャンセルを伝えたところ、支払い済みの代金については一切返金できないとのことでした。この時点で1人分の往復航空券代+ホテル代の約¥35,000が水の泡となりました。
このようにLCCでは出発前に変更・キャンセル等の融通が効きにくいことが多いです。
2 チェックイン時の締め切り時間がシビア
この時点でチェックインが済んでいないと、いくら空港内にいても出発ロビーにすら入れてもらうことができません。(※たとえ時間が過ぎていてもオンラインチェックインをしていれば、チケットを受け取り搭乗ロビーへと向かうことができます。)
そしてタチの悪いことに事前案内メール等には締め切り時間が記されていないことが多いです。遅くとも1時間半前には空港に到着しているようにし、早めのチェックイン
を心がけましょう。
僕らはこれを知らずに締め切りの5分後に到着したので、まんまとチェックインすることができませんでした。行きの航空券を失ったので、新しく航空券を手配し直すハメになりました。まさしく旅の出鼻をくじかれた瞬間でした。
3 欠航・振替の多発
飛行機は天候の影響をモロに受けるため、台風や雪など気象状況が原因で欠航になる場合が多々あります。またLCCでは極力コストを削減するため、機材もギリギリの数量で回しています。そのため一つの便に遅れが生じると、次に同じ機材を使用するはずであった便にも遅れの影響が波及します。LCCではこういったことを背景に、自分のいる空港の天候に全く問題がなくても、欠航・振替ということが頻繁に起こります。要するに予定通りに飛ばないことが多いということですね。
4 欠航になった際のアフターフォローの悪さ
JALやANAでチケットをとっていた場合、自分の乗るはずだった便が欠航になった時でも他社の振替便を手配してもらうことができます。例えばJALでとっていた便が欠航になった場合にANAの便に振り替えるといった具合です。
しかしLCCの場合、自社便への振替しか行なっていません。
そして欠航になった場合でも、チケットの振替の受付はコールセンターのみでしか行っていません。しかし当然ながら、欠航便を予約していた人々は一斉にコールセンターへ問い合わせるためなかなか繋がりません。そうしてみるみるうちに予約は埋まっていき、やっと電話がつながる頃には振替便に空きがあるのは2・3日後といったことが起こりうるのです。
以上4点LCCに潜むリスクを紹介してきました。実はこれまでにあげた例は今回の旅行で全て実際に経験しました。一回の旅行でこれだけのハプニングが重なることはそうそうないと思います。
正直実際に直面している時は、気持ちも沈みますしやり場のない怒りも込み上げ、全てを投げ出し泣きたいくらいでした(笑)
今となっては不測の自体を多々経験することで、対応力が身につき旅の経験値が上がったとプラスに捉えています。こうしてブログのネタにすることもできました。
LCCを利用するときはそのリスクも理解した上で上手に使いこなしたいものですね